脱毛にはどんな種類があるの?
脱毛には脱毛SHINEなどエステなどで行われている【光脱毛】、医療機関で行われている【医療レーザー脱毛】、毛穴に針を刺す【ニードル脱毛】の3種類があります。それぞれの脱毛方法にさらに種類がありますが、大きく分けるとこの3つです。それぞれどんな違いがあるのでしょうか?
光脱毛とは
光脱毛は毛の黒い色素に反応して、発生した熱によって発毛組織の働きを抑制して、毛根を減弱させる仕組みの脱毛方法です。実際に光が照射された毛は毛根が減弱されて10日~20日ほどで自然と抜け落ちます。毛には毛周期と呼ばれる毛のサイクルがあり、その中で成長期には毛の卵である毛球の色素や水分量が多く、一番脱毛効果の高い時期だとされています。成長期に併せて光脱毛を行うことで毛の成長が抑制され減毛していきます。
光脱毛のメリット・デメリット
光脱毛のメリットとしては
- 施術時の痛みが少ない
- 肌への負担が少ない
- サロンが多く存在するため、自分に合ったサロンを探せる
が挙げられると思います。大きなメリットはやはり施術時の痛みが少ないという事だと思います。男性は女性に比べて痛みに弱いと言われています。そのため、医療脱毛(レーザー脱毛)に通ったけれども耐えられずに光脱毛のサロンに変えた男性も少なくありません。もちろん脱毛の効果は重要な事ですが、何より通えなくては意味がありません。
また、肌への負担が少ないのも魅力です。どんなに脱毛効果があっても肌がボロボロになってしまっては本末転倒です。脱毛して綺麗な肌を手に入れられるのも光脱毛のメリットと言えます。
では光脱毛のデメリットとしてはどんな事が挙げられるのでしょう。
- 通う回数が多くなる
- 永久脱毛とは言えない
- ほくろや刺青などには照射できない
やはり光脱毛のデメリットで一番に挙がるのが、通いの回数が多くなる(脱毛期間が長くなる)という事です。これは医療脱毛(レーザー脱毛)に比べて出力が低く、その分脱毛が完了するまでに時間が掛かるのです。しかし、包み隠さず正直に言いますが「俺はどんな痛みにも耐えられるぞ!」という方は医療脱毛(レーザー脱毛)に行ってみてください。そこで「思ったより痛くなかった」となれば良いですが、実際にお客様の中で医療脱毛から光脱毛に変えた人の声で「刺青より痛くて無理だった」というコメントもあります。光脱毛は単価も高いので、一回行って辞めましたという時のリスクも高いです。
永久脱毛とは言えないという話もありますが、日本では永久脱毛に関しての定義がありません。単純に考えれば毛根を無くす以外の永久脱毛は無いので、レーザー脱毛も状況としては変わりません。また、医療脱毛で言われている永久脱毛も、永遠に毛が生えてこない状態ではありません。
アメリカの脱毛協会(AEA)では処理した1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態を永久脱毛だと定義しており、これは光脱毛でも永久脱毛の状態にすることが可能です。
医療脱毛(レーザー脱毛)とは
医療脱毛はレーザーを照射して毛根にある毛を作る細胞を破壊することで毛を生えなくさせるための制術で、医療行為にあたるため医療機関でしか行うことが出来ません。光脱毛より脱毛効果は高いとされています。
医療脱毛(レーザー脱毛)のメリット・デメリット
医療脱毛のメリットとしては
- 半永久的な脱毛効果
- 通う回数が少ない
- 肌トラブルがあっても安心
が挙げられます。やはり通う回数が少ないことは大きなメリットです。通う回数が少なく済むという事は、肌にそれだけ強い負担を掛けるということですので考えようです。
デメリットとしては
- とにかく痛い
- 費用が高い
- 肌の状態次第では施術してもらえない
といった事が挙げられます。皆さん口をそろえて言うのが「とにかく痛い」という事です。痛みに強くてどんな痛みにも耐えられる男性なら良いですが、なかなか難しいと思います。そして、費用が高いのも大きなデメリットです。男性の皆さんは周りに脱毛されている人も少なく、なかなか脱毛に踏み出せない男性もいらっしゃいます。そんな中、いきなり高額な医療脱毛に行くのはとてもリスクですよね。自身が耐えられる痛みなら良いですが、1回だけでも高いお金を払う訳ですしなかなか難しいところです。
ニードル脱毛とは
ニードル脱毛は針を毛穴に刺して、その針に電気を通して毛根を破壊する脱毛方法です。ニードル脱毛は毛根や毛乳頭を破壊するので、本当の意味での永久脱毛ができる唯一の脱毛です。
ニードル脱毛のメリット・デメリット
ニードル脱毛のメリットとしては
- どんな肌色でも施術可能
- 脱毛の量を調整できる
- 施術直後から効果を体感できる
- 毛が細くても施術可能
が挙げられます。ニードル脱毛は1本1本毛穴を破壊している脱毛方法ですので、肌の色は関係なく更に毛が細くても施術可能です。
また、毛穴1本ごとの施術なので例えば「ワキの毛を少なくしたい」というように、無くすのでは無く減らす施術もできるのが特徴です。
ニードル脱毛のデメリットとしては
- どんな脱毛よりも痛い
- どんな脱毛よりも高額
- 広範囲の脱毛には不向き
といった事が挙げられます。医療脱毛(レーザー脱毛)でも相当痛いとお伝えしましたが、ニードル脱毛はその上をいく激痛です。毛穴に針を刺すなんて想像しただけで痛いですよね。
ニードル脱毛は他の脱毛方法より高額になりがちです。ニードル脱毛サロンの多くは、「毛穴1個〇〇円」「一本〇〇円」といったように、本数毎の生産になるようです。そのため高額になってしまいます。
また、毛穴1本ずつに針を刺す施術方法なので、広範囲の脱毛は向いてません。
脱毛の種類まとめ
今回、3種類の脱毛をご紹介してきました。私の意見としては
痛みを感じない人はニードル。痛みに弱い男性は光脱毛で着実に脱毛という感じが良いのかなと思います。光脱毛で一通りご自身の望み通り脱毛をして、それでも気になるような場所があればニードルで確実に毛穴を破壊するのが良いような気がします。
どこの脱毛サロンに行こうか悩んでいる時に、まず優先するのは通いやすいコトだと思います。場所的に通いにくかったり、雰囲気が苦手だったり、痛みが辛すぎて通えなくなったりというのはよく聞く話です。色々比較してあなたに合った脱毛サロンを見つけましょう!