家庭用脱毛器とは
現在、大手電気メーカーや海外のメーカーなど多くの会社が家庭用脱毛器を販売しております。今回ご紹介するのはご家庭で気軽に扱える脱毛器で、効果(口コミ)から種類まで徹底的にご紹介いたします。
家庭用脱毛器の種類
家庭用脱毛器は大きく分けてフラッシュ式・レーザー式・サーミコン式・ローラー式・高周波式の5種類です。その中から現在でも使われている4種類の脱毛方式や効果・特徴をまとめてみたのでご覧ください。
効果 | 痛み | 手間 | 対応部位 | |
---|---|---|---|---|
フラッシュ(脱毛) | ● | ▲ | × | ● |
レーザー(脱毛) | ● | × | ▲ | ▲ |
サーミコン(ムダ毛処理) | × | ● | ● | ▲ |
ローラー(除毛) | × | × | ● | ▲ |
いわゆる[脱毛]になるのはフラッシュ式とレーザー式だけで、他の脱毛器は厳密にいうと[除毛器]ですので、生えてくる毛を減らしたり発毛スピードを遅くする効果はありません。そのため、除毛クリームなどの除毛器はその時の毛を無くす効果はありますが、永続的な効果はありません。
フラッシュ式家庭用脱毛器(光脱毛)
フラッシュ式家庭用脱毛器の特徴
フラッシュ式家庭用脱毛器の代表機種としては
- ケノン
- pure fit
- JOVS Dora
- サーリシ Sarlisi
などが挙げられます。フラッシュ式家庭用脱毛器の特徴としては
- メジャーなので使用者が多く安心できる
- 痛みが少ない物もある
- 特定の部位だけ気軽に出来る
- 脱毛サロンよりは効果が低い
やはり気軽にスタート出来るのが好評のようで、Amazonや楽天でも多くの機種が販売されています。
レーザー式家庭用脱毛器(レーザー脱毛)
レーザー式家庭用脱毛器の特徴
レーザー式家庭用脱毛器の代表機種としては
- トリア
- フォトレーザーシグマ
が挙げられます。レーザー式脱毛器の特徴として
- 照射面積が小さい為、ピンポイントの脱毛はやりやすい
- 広範囲の脱毛は時間がかかる
- 痛みが強い
- 医療脱毛と同じ出力は望めない
レーザー脱毛のような出力の高いものは本来医療機関でしか扱えない物で、日本国内で販売されている家庭用レーザー式脱毛器は出力を抑えたものになります。
サーミコン式家庭用脱毛器(ムダ毛処理)
サーミコン式家庭用脱毛器の特徴
サーミコン式家庭用脱毛器の代表機種としては
- ノーノーヘア
が挙げられます。レーザー式脱毛器の特徴としては
- 毛を抜いたり毛根にダメージを与えるものではない
- 毛先を熱で溶かして毛先を丸くするだけ
- 肌に触れないので無痛・肌に優しい
- 脱毛では無い
サーミコン式家庭用脱毛器は、毛先を熱で溶かして毛先を丸くするマシンです。そのためチクチクすることはありませんが、毛を減らしたり毛の発毛速度を遅くする効果は無く、男性でいうヒゲトリマーのような物になります。ネット上ではまるで脱毛器のように宣伝している広告もあるので注意が必要です。
ローラー式家庭用脱毛器(ムダ毛処理)
ローラー式式家庭用脱毛器の特徴
ローラー式式家庭用脱毛器の代表機種としては
- ソイエ
- サティネル プレステージ
- マクロス ウフール
- Lzour
などが挙げられます。ローラー式脱毛器の特徴としては
- どんな部位にも対応
- 毛を引き抜く為に痛みが強い
- 脱毛効果はなく、除毛
ローラー式家庭用脱毛器はローラーで毛を直接挟んで引き抜く除毛方法で、毛を減らす効果や発毛スピードを遅くする効果はありません。また、現在では除毛クリームや家庭用脱毛器(光脱毛)などが多く普及しているためほとんど扱われておりません。毛を引き抜くのは肌のダメージも大きそうですし、少し時代遅れだと言えます。
家庭用脱毛器のまとめ
昔に比べて家庭用脱毛器はかなり進化しているようで、フラッシュ式(光脱毛)のケノンなどはYouTubeなどでも使用者のレビューが多くありますし、実際の効果もあるようです。ただ、一部分の脱毛なら良いかも知れませんが、広範囲の脱毛や脱毛未経験の方が最初の脱毛として家庭用脱毛器を使用するのはおススメ出来ません。そこには、専門的な肌知識が無かったり、実際に自分の肌がその脱毛器に耐えられるような肌なのかが判断出来ないからです。
また、ムダ毛は自分の手が届く範囲だけでは無いはずです。背中はもちろん、太ももの裏やお尻など、自身で脱毛器を当てるには難しい場所もあります。しっかりと照射出来ずにムラになってしまい、結果的に恥ずかしい思いをすることもあります。
家庭用脱毛器の使い方としておススメなのは、まずは脱毛サロンで脱毛をして、普段の手入れで使うくらいがちょうどいいと思います。