またしても脱毛サロンの破産がニュースになりました。以前にも何度か大手脱毛サロンの破産は取り上げてきましたが、銀座カラーと言えば脱毛業界では最大手となりますし、知人友人の中にも通っている人が多いイメージです。そんな脱毛サロンの破産は業界全体に衝撃を走らせました。
創業から急成長を遂げた銀座カラー
銀座カラーは1990年に創業した脱毛サロンで、全国に700店舗以上を展開しており日本最大級の脱毛サロンとして知られています。
銀座カラーの特徴は、以下のとおりです。
- 痛みが少ない脱毛方法を採用している
- 全身脱毛プランが月額3,980円からとリーズナブル
- 最短1ヶ月に1回のペースで通える
- 完全予約制で、待ち時間が少ない
これらの特徴が支持され銀座カラーは急成長を遂げました。2020年4月期の売上高は125億6130万円に達し、脱毛業界のトップシェアを占めていました。
累計顧客数は100万人を超える
銀座カラーの累計顧客数は100万人を超えるといわれています。全国に幅広い店舗を展開していることや、リーズナブルな料金設定が多くの顧客を獲得した理由と考えられます。
良いクチコミと悪いクチコミ
銀座カラーの良いクチコミを調べてみました。
- 痛みがほとんどなく、安心して脱毛できた。
- 料金が安くて、通いやすい。
- 予約が取りやすくて、待ち時間が少なかった。
痛みに関しては個人差が大きい部分ですが、予約が取りやすいというのは大きいですね。しかし銀座カラーの悪いクチコミを見てみると…
- 予約が取りにくい。
- スタッフの対応が不親切。
- 施術の質が低い。
となっています。
結局予約が取りやすいのか取りにくいのか分かりません。
新型コロナウイルス感染拡大による利用客の減少
銀座カラーの破産の原因は新型コロナウイルス感染拡大による利用客の減少と言われています。
また、新型コロナウイルス感染拡大による経済状況の悪化も利用客の減少に繋がりました。脱毛は比較的まとまった費用がかかるサービスであるため、経済状況の悪化で脱毛を断念する人も増えたようです。
今後の展開
銀座カラーの破産後、利用者には施術の代金の返金や未消化分の施術のキャンセル対応が行われています。
また、銀座カラーの店舗は他の脱毛サロンや美容サロンに譲渡される予定です。
銀座カラーの店舗を譲渡されたサロンがどのような展開を見せるのか注目です。